慢性副鼻腔炎についてsinusitis

かわもと耳鼻咽喉科クリニックが選ばれる5つの理由

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副鼻腔とは

副鼻腔とは

顔の骨にはいくつか空洞があり、それらの空洞は鼻の中とつながっています。これらの空洞のことを「副鼻腔」(ふくびくう)と呼びます。副鼻腔の役割ははっきりしていませんが、頭の重さを軽くするためであるとか、共鳴腔の働きをしているとかいわれています。 副鼻腔の場所によってそれぞれ名前がついており、前頭洞(ぜんとうどう)・篩骨洞(しこつどう)・蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)・上顎洞(じょうがくどう)と呼ばれます。

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炎症の原因

炎症の原因

副鼻腔内に炎症がある状態を副鼻腔炎といいます。

炎症をおこすと粘膜が腫れたりポリープができたりします。また、炎症が長引くと副鼻腔の中に膿がたまるようになります。この状態を蓄膿(ちくのう)と呼びます。

  • 細菌やウィルス感染
    副鼻腔炎の多くは感染が原因です。感染をきたすと鼻の粘膜が腫れるため、副鼻腔と鼻の交通路(排泄路)が狭くなります。そうすると副鼻腔内の粘膜も腫れ、分泌物が溜まるようになります。子供は風邪をひきやすく、副鼻腔の排泄路が狭いために副鼻腔炎をきたしやすい状態になっています。
  • アレルギー性鼻炎
    アレルギーによって鼻の粘膜が腫れると副鼻腔の排泄路も狭くなるため、副鼻腔炎になりやすくなります。
  • カビ(真菌)
    カビは空気中に浮遊しており、副鼻腔内に入って定着すると副鼻腔炎をきたします。副鼻腔真菌症と呼ばれますが、副鼻腔の空間の中にのみカビがある場合を非浸潤性真菌症と呼び、副鼻腔の粘膜の中にカビが入り込んだ場合を浸潤性真菌症と呼びます。浸潤性は致死性となるため、注意が必要です。 また、非常にまれですが真菌に対するアレルギーが原因でおこるアレルギー性真菌性副鼻腔炎という病態もあります。
  • 虫歯
    上顎の歯、特に奥歯に虫歯があると副鼻腔炎をきたすことがあります。歯の根(根尖)に炎症があるとその炎症が上顎洞に波及します。上顎洞に炎症が波及すると粘膜が腫脹し、上顎洞の排泄口を塞いで副鼻腔内に膿がたまります。上顎洞の排泄口がさらに腫れると篩骨洞、前頭洞へと炎症が進行していきます。
  • 好酸球性炎症
    好酸球は通常血液中にあり、体を外敵から守っています。好酸球は活性化すると炎症を起こす物質をたくさん放出し、外敵をやっつけています。この好酸球がたくさんできる体質の方がいます。この好酸球が鼻・副鼻腔へたくさん集まり、そこで炎症をおこす物質を放出して副鼻腔炎症を起こします。この副鼻腔炎を好酸球性副鼻腔炎といいます。 両鼻にポリープができ、嗅覚障害をきたし、アスピリン喘息などの喘息を併発していればこの疾患を疑います。
    好酸球性副鼻腔炎について
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慢性副鼻腔炎の症状

症状

原因によって症状は異なることがありますが、一般的に副鼻腔に炎症があると、膿性鼻汁、後鼻漏、頭痛、頬部痛、歯痛、嗅覚障害などの症状がでます。炎症が強い場合は鼻出血を伴うことがありますが、その際は腫瘍との鑑別が必要になります。

また、急性の炎症が副鼻腔の外に波及した場合は眼球突出、視力障害、複視をきたすことがあり、その場合は緊急で治療が必要になります。

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炎症の原因

治療方法

治療方法も原因によって異なりますが、一般的には保存的治療と手術的治療に分けられます。

  • 保存的治療
    鼻汁を吸引し、抗生物質や、副鼻腔内に薬剤を投与するネブライザー治療などが行われます。生理食塩水による鼻の洗浄も有効な治療です。特殊なカテーテル(ENT-DIBカテーテル)を使用して副鼻腔内を洗浄し、薬液を注入する治療方法もあります。症状が長期間続くような慢性副鼻腔炎に対してはマクロライド系の抗生物質を少量、長期間使用して治療することもあります。
    好酸球性副鼻腔炎の場合は抗生物質が無効ですので、ステロイドの薬を服用したり、鼻に直接点鼻したりして治療をしていきます。
  • 手術的治療
    上記の保存的治療で軽快しない場合は内視鏡下副鼻腔手術が行われます。副鼻腔の形状は個人差が大きく、手術には高度な技術が求められます。

【手術についてはこちらから】
副鼻腔の手術はどんなものか?
手術の方法

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