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重篤なくしゃみと鼻水に効果的な治療法!後鼻神経切断術について紹介

“くしゃみ”

アレルギー性鼻炎を持つ方にとって、慢性的なくしゃみや鼻水は非常に辛いもの。

これらの症状は日常生活に支障をきたし、ストレスの元にもなりかねません。

しかし、慢性的で重篤なくしゃみや鼻水は、手術によって治療できるのです。

ここでは、その治療法のひとつである「後鼻神経切断術」について紹介します。

過剰反応する神経の切断で症状を抑制する「後鼻神経切断術」

「後鼻神経切断術」は、アレルギー反応を過剰に示している後鼻神経を切断する術式です。

後鼻神経は鼻の粘膜のアレルギー反応を脳に伝え、くしゃみを引き起こしたり、鼻水の分泌を促す箇所です。

この手術では、最初に下鼻甲介の奥に位置する後鼻神経の塊を探し出し、3、4本の神経を選択的に切断します。

多くの場合は末梢神経のみを切断しますが、施設によっては神経と動脈を一緒に切断する場合もあります。

後鼻神経を切断することでアレルギー反応を鈍らせ、症状を抑制できる場合があります。

後鼻神経切断術は安全性が高く合併症が少ない

後鼻神経切断術より前に行われていた術式は、鼻水を分泌する神経と共に涙を分泌する神経も切断してしまうため、眼が乾き、他の病気を誘発する危険性がありました。

しかし、後鼻神経切断術は他の神経を切断することなく後鼻神経のみを切断するので、従来のように合併症を起こす心配がなくなり、安全性が高まりました。ただ、動脈の近くをさわる手術なので、術後出血という合併症があるため、執刀する医師に詳細を確認されるといいでしょう。

ただし、アレルギー反応には個人差があり、手術による改善のレベルは異なることを注意しておきましょう。

「下鼻甲介手術」と併せて鼻づまりを改善

後鼻神経切断術を施術する際に、同時に「下鼻甲介手術」を併せて行うケースがあります。

下鼻甲介手術は、下鼻甲介の粘膜や骨を切除して空気の通り道を作り、鼻づまりを改善する手術法です。

医師の判断によって後鼻神経切断術と下鼻甲介手術を同時に行い、より症状が改善する場合があります。

下鼻甲介骨を外側に骨折させる術式を展開することもあり、担当医師はひとりひとりの鼻の形や症状に適したものを選択します。

術後は継続的な薬物治療で症状を抑制

後鼻神経切断術は、アレルギー反応を過敏に伝える神経を切断する手術なので、アレルギー体質を変えるものではありません。

手術後も継続的に抗アレルギー剤や点鼻薬を服用することで、症状を効果的に抑制できるでしょう。

また、術後は一時的に鼻水や鼻づまりが悪化することがあるため、医師の診察を受けながら経過観察していきます。

重篤な鼻炎の症状は手術で改善できる

症状と深く関わっている箇所を切断する手術は、辛い症状の抑制に効果的な手術だと言えるでしょう。

症状にお悩みの方は、医師の説明をよく聞き、術後も継続的に診察を受けていくことが、アレルギー性鼻炎の症状改善に繋がります。

症状がひどく不安な方は、手術を選択肢のひとつに加えておきましょう。

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