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中耳炎の特徴的な4ケの症状と家庭でできる応急処置の方法

中耳炎

中耳炎は子どもの7割が発症するという耳の疾患。

初期症状は発熱と激しい頭痛・耳痛を伴い、次第に耳だれなどの症状が現れます。

こちらでは、そんな中耳炎の症状や応急処置の方法をご紹介します。

中耳炎の段階別4ケの症状

人間の耳は、外側から外耳、中耳、内耳という3段階にわかれています。このうち鼓膜のある中耳に何らかの炎症や異常を起きた状態が中耳炎です。

一般的に中耳炎というと「急性中耳炎」のことを指します。

発症したばかりの初期、症状が進んだ中期、進行した後期、回復期で症状が異なることが特徴です。

【初期】耳痛、頭痛と発熱が起こる

風邪だと思っていたら数日後、耳痛と発熱が起こったという経験はありませんか?

これこそが急性中耳炎の初期症状。

主に鼻や喉で繁殖した細菌やウイルスが耳管を通って侵入し、中耳で炎症が引き起こされるのが急性中耳炎です。

【中期】子どもは強い耳痛と熱、大人は耳鳴り、難聴に襲われる

子どもの中耳炎で発症から続くのが強い耳の痛みと熱です。次第に強まる痛みに子どもが我慢できない場合も多く、泣き止まないことがあります。

大人の中耳炎では、耳の痛みや発熱に加え、中耳に膿みがたまり耳を塞がれたようになるので一時的に難聴のようになります。

【後期】耳だれ、慢性化など重症化の懸念あり

耳の穴から出る分泌液、それが急性中耳炎の症状が悪化したことを示す「耳だれ」です。

この段階になると、痛みや発熱は軽くなってきますが、炎症の進行具合によっては鼓膜が破れたり、慢性的な中耳炎を引き起こしてしまう危険性があります。一刻も早く病院で専門的な治療を受けましょう。

【回復期】耳の聞こえが悪い、耳だれなどが長引くことも

中耳炎の治療が不十分だった場合には「滲出性中耳炎」に移行する場合があります。

耳管の機能が低下し、滲出液が分泌されて溜まってくるため、耳だれ、聞こえが悪いといった症状が長引きます。また、中耳の炎症が強い場合は内耳炎をひきおこし、中耳炎が治っても難聴が残ることもあります。

家庭でできる応急処理

中耳炎

「真夜中、急に急性中耳炎を発症した」、「病院に行くまでに時間がかかる」といった場合もあるかと思います。

病院へ行くまでに家庭でできる応急処置の仕方をご紹介しましょう。

  • 耳が痛い場合
    ますは耳を冷やしましょう。冷やすことで炎症を和らげる効果が期待できます。
  • 鼻汁が詰まっている場合
    鼻汁が鼓膜を圧迫している可能性があるので、鼻汁を吸引器などで吸い取ってあげましょう。自分で鼻を強く噛むと炎症部分が痛む場合があるため控えます。
  • 発熱がある場合
    解熱剤を服用させて様子をみるのも1つの方法です。解熱剤の効果で眠くなってきたら、鼻水が逆流しないよう枕を高くして休ませましょう。

落ち着いて対処することが肝要

真夜中、痛さで泣く子どもを見ることほど辛いものはありません。でも実は、子どもの中耳炎の場合、小児科医や耳鼻科医でなければ正確な診断ができない可能性も高いのです。夜間救急で待たされた上に病名がわからなかったでは目も当てられません。

中耳炎は緊急性が比較的低い病気です。夜中に専門外の医師に診てもらうなら、家庭での応急処置をしっかり行い、翌日、専門医に診せることをおすすめします。

ただし、嘔吐、けいれん、手足の動きが悪いといった別の症状があれば、一刻も早く病院を受診しましょう。

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