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「においがしない」と感じる場合は要確認!嗅覚障害の治療方法を紹介

嗅覚障害

においを感じにくくなる「嗅覚障害」は、鼻の粘膜の炎症やウィルスによる影響など、さまざまな原因によって引き起こされます。

治療するためには、原因に応じて適切な方法を選ぶことが大切です。

この記事では、嗅覚障害の原因ごとにその治療方法を解説しています。「においがしない」と感じており、治療したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

副鼻腔炎による嗅覚障害は鼻洗浄や内服薬で治療

副鼻腔炎は、鼻の周りにある「副鼻腔」という空洞内で炎症が起きる病気です。副鼻腔炎による嗅覚障害は、吸い込んだ空気が嗅粘膜(鼻の奥にあるにおいを感じる粘膜)まで届かなくなったり、副鼻腔の炎症がにおいの細胞に及んだりしてしまうこと。副鼻腔炎にかかると粘膜が腫れて鼻腔内の空気の流れが悪くなり、においの細胞が炎症をおこしてしまうため、においを感じにくくなってしまうのです。

副鼻腔炎による嗅覚障害には、以下の治療が有効です。

  • 抗アレルギー薬や抗生剤などの内服薬
  • 鼻洗浄による治療

これらの治療を長期的に行っても改善されない場合は、鼻のポリープや鼻中隔湾曲症など、他の原因が疑われます。その場合は手術の検討も必要ですので、耳鼻咽喉科で相談してみましょう。

風邪の後に起こる「感冒後嗅覚障害」は内服薬で治療

風邪を引いたとき、鼻が詰まってにおいを感じられなくなった経験をしたことのある方は多いでしょう。しかし、風邪の症状が消えたにも関わらずにおいがわからない場合は「感冒後(かんぼうご)嗅覚障害」を疑う必要があります。感冒後嗅覚障害は、ウィルスにより嗅粘膜がダメージを受けていることが原因と考えられる疾患です。

感冒後嗅覚障害の治療には、一般的に内服薬や点鼻薬が用いられます。回復に時間がかかる場合もありますが、経過を慎重に観察することが大切です。専門医と相談しながら治療方法を検討しましょう。

頭部打撲などによる「外傷性嗅覚障害」も諦めず投薬治療を受けよう

転倒や交通事故によって頭を強打したり鼻を骨折したりすると、「外傷性嗅覚障害」が起こる場合があります。外傷性嗅覚障害の原因は、においを司る神経が損傷していることです。

有効といえる治療法は残念ながら今現在見つかっていませんが、神経の働きを促す薬によって改善を図れる可能性があるという研究結果もあります。

そのため、諦めずに投薬治療を続けていくことが大切です。治療だけではなく、嗅覚に関して日常生活の注意点をアドバイスしてもらえるので、一度病院を受診してみましょう。

嗅覚障害の原因を知って適切な治療方法を選択しよう

以上のように、嗅覚障害の治療には原因ごとにさまざまなものがあります。ここで紹介した以外にも、心因性や加齢による嗅覚障害もあるため、まずは原因を知って適切な治療方法を選ぶことが大切です。

今までの治療方法を変えることで改善につながる場合もあるため、諦めず耳鼻咽喉科を受診してみましょう。

参考
日本鼻科学会:外傷性嗅覚障害の予後因子と予後改善のための基礎研究[pdf]

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