ブログblog

下鼻甲介手術について解説!薬では治らないアレルギー性鼻炎による鼻づまりを治療

鼻づまり

アレルギー性鼻炎による鼻づまりは非常に辛いものです。中には薬を飲んだり、点鼻薬をさしているのによくならないとお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった「薬で治らない鼻づまり」に効果的な治療法が「下鼻甲介(かびこうかい)手術」です。

下鼻甲介手術とは肥大したヒダを適切な大きさに形成する手術

下鼻甲介とは、鼻腔の側壁についているヒダ状の粘膜を指します。下鼻甲介手術は、このヒダ状の粘膜をちょうどいい大きさに形成する手術です。

鼻には上鼻甲介、中鼻甲介、下鼻甲介という3つのヒダがあり、スムーズに呼吸ができるよう、気流の調整や加湿、ゴミの排出などの大切な役割を担っています。この甲介が鼻炎などにより肥大してしまうと、鼻づまりなどの症状が現れます。

そういったケースに効果的なのが下鼻甲介手術です。下鼻甲介手術の方法はさまざまありますが、ここでは「粘膜下下鼻甲介骨切除術」「下鼻甲介粘膜切除術」の2つについて詳しく見ていきましょう。

余分な骨を切除して鼻の通りをよくする「粘膜下下鼻甲介骨切除術」

粘膜下下鼻甲介骨切除術は、下鼻甲介の中にある余分な骨を切除し、容積を縮小することで鼻の通りをよくする手術法になります。くしゃみ、鼻づまり、鼻汁といった症状に効果的です。

特徴としては粘膜へのダメージを抑えることができ、傷の治りが早く、症状の再発が少ないことが挙げられます。鼻内のみの手術ですので見えるところに傷は残りません。効果や安全性の面で有効な治療法であるといえるでしょう。

手術自体は片方で20~30分程度で終わり、術後の痛みも軽度です。出血もしますが徐々に鼻汁に変わりますので落ち着くまで安静にしましょう。

腫れた粘膜を切除する「下鼻甲介粘膜切除術」

下鼻甲介粘膜切除術は、繰り返す炎症によって厚くなった下鼻甲介の粘膜を切除することで鼻の通りをよくする手術法です。

  • アレルギー反応を繰り返して粘膜が厚くなった場合
  • 生まれつき下鼻甲介が肥厚している場合

に改善が期待できる手術法で、鼻づまりなどの症状に効果が見込めます。

入院期間は1週間程を設けているケースが多く、手術自体は30分ほどです。下鼻甲介の粘膜は血管が多いため術後出血する場合がありますが、ガーゼや鼻栓で圧迫すると2〜3日程で落ち着くでしょう。鼻内のみの手術ですので見えるところに傷は残りません。

薬の効かない重度の鼻づまりも手術で改善が見込める

鼻づまりがあると、睡眠の質がおちたり、集中できないなど、さまざまな悩みに繋がることもあります。このような辛い症状も手術により改善が見込めます。薬では抑えられない程の重症に悩まされる方は、一度病院を受診されてみてはいかがでしょうか。

参考
日本鼻科学会:粘膜下下鼻甲介骨切除と併用した選択的後鼻神経切断術のアレルギー性鼻炎への有用性に関する検討

前の記事
診療時間
9:00~12:00
16:00~19:00
休診日/木曜、日曜・祝日

お電話での診療予約

WEBからの診療予約診療予約システム

携帯・スマホでのWEB予約はこちら

ウェブ予約システム