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蓄膿症(副鼻腔炎)の予防方法6つをご紹介!

蓄膿症(副鼻腔炎)は直接生命の危険をもたらすわけではありません。しかし、悪化すると非常に苦しい症状が長く続き、生活の質が大幅に低下するため予防することがなにより肝心です。
〈注〉副鼻腔炎は急性の場合、慢性の場合といろいろありますが、一般的には「蓄膿症=副鼻腔炎」で通用しますので、以下では「蓄膿症」とだけ表記します。

・予防方法1. 風邪をひかない・長引かせない

蓄膿症の最大の原因は、「風邪ウイルス」や「細菌の感染」です。
風邪を引くと黄色い鼻水が大量に出ることがありますが、あのなかにはウイルスや細菌だけでなく、免疫細胞の死骸も大量に含まれています。 風邪が長引くと炎症はどんどん悪化し、やがて大量の膿が出るようになります。副鼻腔に炎症が波及し、膿がたまって炎症が常態化した状態が「蓄膿症」です。
したがって、風邪ウイルスや細菌の感染を予防すること、そして風邪を引いてしまっても長引かせなければ、蓄膿症に至る確率を大幅に減らすことができます。

・予防方法2. 鼻炎を治療・予防する

蓄膿症を回避するには、蓄膿症を発症してしまう可能性のある鼻炎の治療・予防が効果的です。
鼻炎は、ごく一般的な「急性鼻炎」と花粉症に代表される「アレルギー性鼻炎」におおまかに分類できます。特にお子様の蓄膿症の発症に関係のある鼻炎は「アレルギー性鼻炎」です。
アレルギー性鼻炎はアレルゲンに対する免疫反応によって発症します。ウイルスや細菌とは無関係なので、蓄膿症との直接の因果関係はないように思えますが実は強い関係があります。
急性鼻炎とは違ってアレルギー性鼻炎になると長期間、鼻の粘膜が腫れてしまいます。鼻の粘膜が腫れると副鼻腔へ空気が入らなくなり、そのまま放置すれば炎症を伴って悪化し、やがて蓄膿症につながるおそれがあるのです。

・予防方法3. 免疫力を正常に保つ

ウイルスや細菌に接触しても速やかに排除できる「正常な免疫力」があれば、早期に治癒しますし、急性鼻炎になっても早くなおり、蓄膿症の予防にもつながると言えます。

1. 免疫力を低下させないことを心がける

免疫力を正常に保つ方法は色々ありますが、どの方法においても共通して言えるのは「プラスを目指すよりも、マイナスにならない(免疫力を低下させない)ように心がける」ということです。
免疫力はさまざまな条件で変化します。ストレス、食事、睡眠といった条件はもちろんですが、「気温の変化」や「自律神経の働き」のように、自分自身の努力では対応が難しい条件でも変化してしまうのが免疫力です。
そのため、長期にわたって免疫をプラスに保つのは極めて難しいと考えられます。むしろ、「大幅に低下するのを防げればOK」という考え方のほうが合理的で、実践も容易です。

2. 生活リズムを整えるなどして免疫力を正常に保つ

免疫力の低下を防ぐ主な方法は以下3つです。
○生活リズムを整える(就寝・起床の時間を一定にするなど)
○偏食せずバランスの良い食事を心がける
○過剰な運動は避ける(活性酸素の大量発生を防ぐため)
免疫を正常に保っていれば風邪の悪化も防げるので、鼻風邪経由の蓄膿症の予防にもなります。
ウイルスや細菌を排除するのに「抜きん出た免疫力」は不要です。人並みの正常な免疫力をめざしましょう。

・予防方法4. アルコールを飲みすぎない

アルコールを摂取すると血流が増えます。すると、鼻腔の粘膜が腫れ上がってしまいます。
すでに蓄膿症の初期段階(一般的な副鼻腔炎)にある人が休肝日を設けることもなく毎日浴びるようにアルコールを飲んだりすれば、ただでさえ腫れている鼻の粘膜がいっそう腫れてしまいます。
粘膜が腫れると膿を排出するための通路が狭くなります。通路が狭くなることによって、本来なら排出されるはずの膿がいつまでも副鼻腔にとどまり続けることになり、蓄膿症をさらに悪化させるのです。
アルコールの飲みすぎが蓄膿症の直接の原因になるわけではありませんが、もし蓄膿症や鼻炎を発症しているのであれば、アルコールはできるだけ控えることが大切だと言えるでしょう。

・予防方法5. 禁煙をする

鼻やのどの粘膜には繊毛(せんもう)といって、粘膜の表面には毛があります。粘膜上の粘液はこの繊毛によって食道へと運ばれています。喫煙をするとこの繊毛の運動が停止することがわかっています。繊毛の動きが停止すると、停滞した粘液内でウィルスや最近が増殖して感染をひきおこしてしまいます。また、蓄膿症になっている場合は、副鼻腔内の粘液や膿汁が流れ出なくなり、蓄膿症が長引く結果となります。
喫煙は鼻やのどにとってはまさに百害あって一利なしです。現在喫煙している方は禁煙することをおすすめします。

・予防方法6. 鼻中隔の変形を治す

鼻の両穴の間にあるパーティション(仕切り)のような組織を「鼻中隔」といいます。
大抵の人は鼻中隔にゆがみがあります。このゆがみが極端になると「鼻中隔弯曲症」として矯正治療の対象となります。
鼻中隔弯曲症の主な症状は、慢性的な鼻づまりや鼻血です。鼻中隔の弯曲によって副鼻腔への空気がうまく流れなくなり、蓄膿症の引き金にもなります。 したがって、鼻中隔弯曲症を治療すれば蓄膿症の発症率も下げられると言えるでしょう。うまく鼻で呼吸のできない場合は、早めに専門医の診察を受けてください。

・不快な蓄膿症は「早期治療」で解消!

蓄膿症によって副鼻腔にたまった膿は、鼻を強くかむ程度ではほとんど排出できません。そのため、小さなお子さんや寝たきりの高齢者、またなんらかの原因で自ら鼻をかむことができない人は、強いストレスを受けます。
過剰なストレスは、高血圧・狭心症・うつ病といった重い病気の引き金にもなりますから、放置するのは危険です。
少しでも蓄膿症の疑いがあるときは、できるだけ早期に耳鼻咽喉科などの専門医の治療を受けましょう。

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