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副鼻腔炎(蓄膿症)の日帰り手術をしたその後の状態と対処法

これまで副鼻腔炎(蓄膿症)の手術といえば1週間ほどの入院を要することが一般的でしたが、最近では日帰り手術を行える病院も少しずつ増えています。お仕事や学校などの関係でお休みが取りづらい方にとって日帰り手術というのは非常に利便性の高いものですが、術後の状態やその対処法に不安を持たれる方も多いのではないでしょうか。今回は、副鼻腔炎の日帰り手術の術後の状態や対処法についてご紹介したいと思います。

1.術後に起こる症状と対処法

副鼻腔炎の手術で起こる出血量や痛みの程度は、患者さんの状態によってさまざまです。しかしおおよそこれからご紹介するような症状が起こりうると考えておくとよいでしょう。

2. 手術当日(術後)

副鼻腔炎の手術では一般的には鼻に詰め物をしますが、鼻から血が滲み出てきます。麻酔や鎮痛剤の影響で痛みを感じない場合も、薬の効果がきれてくると痛みがでてくることがあります。痛みがあるときは鎮痛剤を服用したり、冷却したりするといいでしょう。施設によっては手術中に鎮静剤を使用するために、術後にふらつきが出ますので、帰宅時にはタクシーを利用するなど、なるべく安静にするといいでしょう。当然、自ら自動車や自転車を運転してはいけません。
また、鼻の詰め物のために鼻が詰まり、圧迫感を感じますが、術後1週間程度までは鼻を強くかむことや鼻をすすることも控えたほうがいいでしょう。 鼻の詰め物を抜くまでは基本的に口呼吸となります。 手術をした日の夜は出血や腫れが見られることがあるため、枕を高くしたり、リクライニングチェアで眠ることがおすすめです。口呼吸で口の乾燥が気になる場合はマスクをするとよいでしょう。

3. 翌日

術後少なくとも翌日までは仕事や学校はお休みしましょう。安静にすることで術後の出血防止に繋がります。どうしても安静にできない場合であっても、2週間程度は激しい運動など、鼻からの出血を引き起こしそうなことは控えましょう。
術後の治療は施設によって異なりますが、通常は術後の翌日から1週間の間に鼻に詰めていた詰め物を取り出します。この時は痛みを感じる場合もあるでしょう。また、その再に鼻の中をさわるため、一時的に出血することもありますが、病院内ですので心配はいりません。 患者さんの状態によっては手術の翌日に化膿止めの点滴をすることもあるでしょう。

4.術後1週間

術後1週間程度は、鼻血や鼻水、鼻から膿などが出てくることがあるため、非常に不快なときが続きます。あらかじめガーゼを当てたり、そのたびに拭き取るようにすればいいでしょう。病院によってはこの間もできるだけ通院し、鼻の膿の吸引や、鼻の洗浄、ネブライザー(薬液の吸入)を行ったり、自宅での鼻うがいをすすめることもあります。

4.症状は2〜3週間程度で落ち着くことが多い

術後しばらくは鼻づまりの感覚や出血など、不快な症状もありますが2〜3週間程度で症状は落ち着いてくる方が多いようです。副鼻腔炎の症状にお悩みで、長期のお休みが取れないという方は、このような日帰り手術を検討されてみてもよいかもしれませんね。

5.まとめ

副鼻腔炎の日帰り手術後の一般的な状態や対処法についてご紹介しました。本来1週間ほどの入院が必要な副鼻腔炎(蓄膿症)の手術ですが、全国にはごくわずかながらも日帰り手術が可能な病院・クリニックもあります。手術を受けるのは自分自身です。治療のすべてを医療機関まかせにせず、疑問に思うことはどんな小さなことでもかかりつけの先生、もしくは手術をうける施設で相談されるとよいでしょう。

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