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無呼吸症候群は肥満が原因の場合も!そのメカニズムや治療法を解説

医学的な観点から言うと「無呼吸」は「睡眠中に10秒以上呼吸が止まること」と意味しています。
無呼吸症候群には大きく分けて以下のような2つの種類があります。
*空気の通り道が狭くなり呼吸が止まってしまう「閉塞性睡眠時無呼吸」
*呼吸中枢が正常に機能しないことで発生する「中枢性睡眠時無呼吸」
どちらも悪化すると生活に大きな影響を与える可能性が。
今回は無呼吸症候群の原因とメカニズム、治療法を詳しく解説していきます。
まずは、上記2種類の無呼吸が引き起こされるメカニズムについて見ていきましょう。

1. 閉鎖性睡眠時無呼吸は脂肪の沈着や扁桃肥大によって起こることが

無呼吸症候群のうち多くの人はこのタイプといわれています。
通常は上気道を空気が通過し、喉・気管・肺に入っていくのですが、この空気の通り道が「脂肪の沈着」や「扁桃肥大」などによって狭くなってしまうことがあります。寝ている本人は一生懸命に呼吸をしようとするのですが、空気の通り道が狭いので抵抗が発生し「いびき」となって現れるといったメカニズムです。
いびきが出ている間は呼吸ができている証拠ですが、この空気道が完全にふさがれてしまった時に「無呼吸」になってしまいます。

2. 中枢性睡眠時無呼吸は心臓の疾患によって起こる可能性も

こちらのタイプは、全体の中でも数パーセント程度です。頭の脳にある中枢神経から「呼吸をしなさい」という指令が出なくなってしまうことで起こります。
呼吸筋・肺には問題がなく「空気道」の状態も良好なのに、脳の異常によって「呼吸をしよう」という意志が見られなくなります。原因は様々ですが、心臓に疾患を抱えている場合発症しやすくなるようです。

3. 無呼吸症候群を改善する3つの治療法

3-1. 減量や飲酒を抑えることで気道を確保する

上記したとおり、無呼吸症候群の多くは「閉鎖性睡眠時無呼吸」タイプで、気道・気管が圧迫されることで発症します。
治療方法の第一歩は「減量」を始めること。規則正しい生活を心がけ、暴飲暴食を避けることで、少しずつ体重を減らしていきましょう。
定期的に運動することや、最近話題になっている「糖質制限ダイエット」なども効果的です。
また、お酒を飲んで寝ると粘膜が膨張し症状を悪化させてしまいます。毎日、晩酌をする人であれば頻度を少なくするか、完全に禁酒することで症状が改善するかもしれません。

3-2. CPAP(シーパップ)で睡眠時に気道へ空気を送り続ける

CPAP(シーパップ)は「経鼻式持続的陽圧呼吸法」とも呼ばれており、とても効果の高い治療方法です。睡眠時に専用のマスクを装着し、気道に空気を送り続けることで、無呼吸状態を防ぐことができます。
マスクを着けたまま寝ることに抵抗を感じるかもしれませんが、非常に効果が高い方法ですから重度の方にはお勧めです。加えて、効果的に使用するためには正しい装着の仕方を知る必要があります。専門機関を受診してから使用するのがおすすめです。

3-3. その他、マウスピースや手術などの選択肢も

肥満ではないのに閉塞性睡眠時無呼吸をおこす人もいます。そういった方は、空気の通り道がもともと狭いためにおこってしまいます。まずはどこが原因として考えられるのかを専門機関で検査をうけて、適正な治療方法をうけるとよいでしょう。
具体的なその他の対処としては、
*マウスピースを使用する
*寝る向きを変えてみる
*根本的な原因を取りぞくために手術する
という選択肢もあります。
それぞれにメリット・デメリットがありますから、自分に合った方法を選ぶのがいいでしょう。

4. 無呼吸症候群だと思ったら早めに受診を!

睡眠時無呼吸症候群が悪化すると深い睡眠が得られず、仕事や日常生活に影響が出るかもしれません。大事な会議中に居眠りしてしまったり、運転中にウトウトしてしまうことも起こりえます。
自分自身の症状を家族に観察してもらい、必要であれば早めに専門機関を受診しましょう。

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