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花粉症もアレルギー性鼻炎も軽減したい!両者の違いと対策

アレルギー性鼻炎は主にハウスダストが原因である「通年性アレルギー性鼻炎」と花粉が原因の「季節性アレルギー性鼻炎」に別けられます。つまり花粉症とはアレルギー性鼻炎の一種に分類されます。
ここでは、アレルギー性鼻炎の仕組みとその対策について解説しましょう。

1. 体内の「IgE抗体」がアレルゲンを攻撃する

体内にハウスダストや花粉などの異物である「抗原(アレルゲン)」が侵入すると、「IgE抗体」という抗体が生成されます。抗原とIgE抗体が結合することにより鼻の粘膜を刺激、伝達物質が放出されたことによって、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状を引き起こします。本来は抗原を体外に追い出す、もしくは侵入を阻止する生体防御反応ですが、アレルギー体質の場合、IgE抗体が必要以上に生成されるため、日常生活に支障をきたすほどの症状になってしまうのです。

2. ハウスダストが原因の「通年性アレルギー性鼻炎」対策

2-1. 室内をこまめに掃除してハウスダストを排除

通年性アレルギー性鼻炎の原因となるハウスダストとは、繊維クズ、ペットの毛、ダニの死骸、カビ、細菌など、肉眼では見えにくい埃(ほこり)のことです。これらをできる限り除去することが症状の軽減や予防につながります。
掃除機は一畳につきじっくりと30秒程度かけるとよいでしょう。カーペット部分はダニの温床になるので要注意。フローリングの場合は、掃除機をかけると埃が舞い上がってしまうことがあるため、はじめに雑巾がけをしておくとベストです。家具や照明器具の隙間など細かい部分も定期的に掃除をするように心掛けましょう。

2-2. できればペットは屋外で飼う

犬や猫の屋内飼いは、どうしても毛が散らかってしまいます。屋外が無理ならばペットをなるべく清潔にし、室内の飼育スペースを限定するとよいでしょう。

2-3. 週に一度はシーツを洗い寝具を清潔に保つ

湿気を含んだ布団や枕もダニが潜むポイントとなります。週に2回程度は布団を干し、週に1回はシーツやカバーを洗濯しましょう。

3. 花粉が原因の「季節性アレルギー性鼻炎」対策

3-1. 花粉が付着しにくい素材の衣服を選ぶ

テレビやインターネットで花粉情報をチェックし、飛散の多い日には窓や扉をできるだけ閉めておきましょう。屋内への花粉の侵入を防ぐことが大事です。
外出する場合はマスクやメガネを装着するとよいでしょう。衣服には、花粉が付着しにくく払い落としやすい素材であるレザーやポリエステル、ビニール素材を選びましょう。ウールやフリース、ファーの素材は花粉が付着しやすいので注意が必要です。
帰宅時は家に入る前に衣服に付着した花粉を払い落とし、洗顔、うがいをして鼻をかみ、花粉を体内へ取り込まないようにしましょう。

4. アレルギー性鼻炎の治療に3つの方法

4-1. 眠気を伴うことのある薬物療法

くしゃみと鼻水、鼻づまり、それぞれの症状の強さにより使用される薬が異なるので、薬剤師や医師に相談しましょう。薬剤には眠気や集中力の低下などの副作用を伴う場合があるので注意が必要です。

4-2. 耐性をつくる特異的免疫療法

アレルギーの原因物質を体内に少しずつ取り入れることで耐性を高め、症状を出にくくします。長期の治療がデメリットになりますが、アレルギー性鼻炎が完治する可能性もあります。現在は注射と舌下へ投与する方法があります。

4-3. 保険の適用で比較的安価な手術

20~30分程度局所表面麻酔をかけたのち下鼻甲介粘膜をレーザーや電気で焼灼します。10分程度で手術は終了します。痛みはそれほど伴いません。保険が適用されるため予算は8,000円~1万円程度です。

5. まとめ

アレルギー性鼻炎の対策について解説しました。まずはアレルギーのもとになるアレルゲンを体に入れないことが大事です。薬物治療は症状や患者さんの背景によって異なりますので、かかりつけの先生とよく相談されるといいでしょう。また、アレルギー性鼻炎に対する手術治療というものもありますので、薬でなかなかコントロールのできない方は選択肢として考えてみるのもよいかもしれません。

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