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局所麻酔で行う鼻の手術はどのぐらい痛いのか?

鼻の手術は局所麻酔、全身麻酔のどちらかで行われます。手術と聞くだけで怖いような気がすると思いますが、実際に手術を受けた患者さんの意見をもとに、解説します。

1.局所麻酔と全身麻酔の違いについて

痛みをとるためには麻酔が必要です。部分的に麻酔をすることを局所麻酔といい、痛みをとる場所に注射をして鎮痛を得ることが多いです。使う薬は少量ですみます。 局所麻酔中は意識は普通にあるため、自分が何をされているのかがわかります。 不快感を伴う局所麻酔下の手術は軽い鎮静をかけることもあります。

一方、局所のみの麻酔では行えないような手術の場合は全身麻酔をします。全身麻酔は痛みをとる鎮痛に加えて、意識をとる鎮静、反射の抑制も行います。その分、使う薬は多くなります。鎮静をかけると呼吸できなるなるため、人工呼吸が必要となります。 全身麻酔中は意識は全くありませんので、眠っている間に手術は終了します。手術終了後も麻酔薬がきれるまでは全身の倦怠感が持続し、嘔気がでることもあります。

2.手術中はどんな感じなのか?

全身麻酔は、「眠たくなりますよ」といわれた直後に眠ってしまいます。次に目が覚めると手術が終わっています。手術室で目が覚めることもあれば、病室で目が覚める方もいらっしゃいます。

一方、局所麻酔中は通常の会話が可能です。歯の治療を思い浮かべていただくとわかりやすいかもしれません。なにをされているのかがわかったほうがいい方もいれば、なにもわからないうちに終わってほしい方もいます。一般的には後者の方が多いと思います。 鎮静をかけた場合は、少しぼーっとしています。当院ではミタゾラムという鎮静剤を使用しますが、個人差が大きく、寝ていて全く覚えていないという方から、普通の状態だったという方までまちまちです。おおよそですが、3割はあまり覚えていない、2割は普通の状態、残りの5割はぼーっとしていたが、何をされているかは覚えている、という割合です。

3.実際の痛みはどんな感じ?

全身麻酔の手術は、痛みに関して言えば手術前にする点滴ぐらいでしょう。手術中は意識がないため、痛みはありません。局所麻酔は麻酔をするときに痛みを伴います。痛みに関しては個人差があり、局所麻酔下の手術は無痛というわけではありません。歯の治療を思い浮かべていただくとわかりやすいでしょう。

当院で手術をうけた患者様のアンケートの結果からは、手術中の痛みは、まったく痛くない方が4割、少し痛かったが5割、残り1割の方がやや痛かったとお答えになっています。しかし、ほとんどの方は、手術中ではなく、術後の鼻が痛かったとお答えになっています。 麻酔が切れきたときが痛いようです。術後の痛みに関しては局所麻酔でも全身麻酔でも一緒のようです。

4.手術方法はどのように選べばいいのか?

手術が必要な部位や、病態によっても違いますし、施設によっても異なります。全身麻酔と局所麻酔は双方ともメリットとデメリットがありますので、一概にどちらがよいとは言えませんが、かかりつけの先生や手術を担当する先生とよく相談されるといいでしょう。

5.まとめ

鼻の手術、麻酔の方法について説明しました。全国的に鼻の手術は全身麻酔でされることが多い手術ですが、使用する薬を最小限にできる局所麻酔下でも行えます。手術はできるだけ受けたくないものですが、手術によって劇的に改善する疾患があります。わからないことは積極的にかかりつけの先生に聞いてみるといいでしょう。

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