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鼻中隔湾曲症とは?その治療方法について説明します。

慢性的に鼻がつまる方、どちらかの鼻が必ずつまっているという方は、もしかしたら鼻中隔湾曲症になっているかもしれません。自分で鼻の中をみて判断することはなかなかできませんが、鼻中隔湾曲症について、そして治療法について説明いたします。

1.鼻中隔湾曲症とはどんな病気か?またその原因とは?

鼻中隔とは鼻の真ん中にあり、右鼻と左鼻をわけている板状の組織です。軟骨と骨でできています。顔の大きさが大きくなる際に鼻が高くなってきますが、そのときに力がかかって鼻中隔が湾曲することがあります。また、ボクシングやラグビーなどのスポーツや、けんかや事故なでで鼻を打った際に鼻中隔に力が加わって弯曲してしまうことがあります。多くの方は鼻中隔がやや弯曲していますが、弯曲が強くなると鼻がつまるようになってしまいます。

2.鼻中隔湾曲症の症状は?

鼻中隔が湾曲すると鼻がつまってきます。じゃあ、湾曲していない方は鼻が通るかというと、そうでもありません。弯曲していない方は、下鼻甲介という粘膜がはれてきますので(代償性肥厚)、やはり鼻づまりをおこします。鼻中隔弯曲症による鼻づまりで頭痛をきたしたり、においが弱くなることもあります。

3.診断方法は?

鼻の中を直接みる、ファイバースコープで鼻の奥を観察する、CTで鼻の中を検査するなどの方法があります。CT検査は前方からみる冠状断、側方からみる矢状断がとても有効です。

4.治療方法について

鼻中隔湾曲症のみで鼻づまりになる方もいますが、アレルギー性鼻炎を合併すると鼻づまりはより悪くなります。もしアレルギー性鼻炎があれば、まずはその治療をして、鼻づまりがよくなるかをみます。アレルギー性鼻炎の治療をしても治りにくい場合や、アレルギー性鼻炎がなくても鼻中隔の弯曲が強くて鼻がつまっている方は、手術が有効な治療となります。

①手術の方法はどのように選択されるのか?

手術方法には局所麻酔か、全身麻酔か、そして日帰りか入院かの選択があります。この選択は、病院の規模や地域によって変わります。一般的には全身麻酔で4-5日程度入院する方法が日本では多いと思います。医療保険の制度は違いますが、欧米ではほぼすべての鼻中隔手術は日帰りで行われていますので、自宅で安静にできるなどの一定の条件がとれれば、日本でも十分日帰り手術は可能で、日帰り手術を専門にしている施設もあります。

②手術以外の治療方法はあるのか?

鼻中隔湾曲症が原因の鼻づまりでしたら、やはり手術治療が最も効果的ですが、鼻の外を広げるテープ(ブリーズライト)でも、ある程度鼻づまりを改善させることができるかもしれません。一度試されてもいいでしょう。

5.病院の選び方

耳鼻科医がおり、入院患者を扱っている病院では鼻中隔湾曲症の手術を行っていることが多いです。まずは手術ができるか病院に確認してみるといいでしょう。どこで手術をしているかわからなければ、近くの耳鼻科の開業医に相談をしてみると、紹介状を書いてもらえると思います。

6.おわりに

鼻中隔湾曲症についてご紹介しました。慢性的に鼻がつまっている方は、鼻中隔湾曲症の可能性がありますので、耳鼻科に受診をしてみてはどうでしょうか。手術は通常は4-5日程度の入院が必要ですが、施設によっては日帰りでも行っていますので、各施設のホームページなど確認をされるといいかもしれません。

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